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東北大学大学院生命科学研究科回路脳機能分野
兼・東北大学大学院医学系研究科回路脳機能分野

アルバム

2024年09月27日

さよなら、星陵フロンティア棟!

星陵フロンティア棟は、これまで、医学系研究科と生命科学研究科の脳科学研究をつなぐ星陵フロンティア棟は、これまで、医学系研究科と生命科学研究科の脳科学研究をつなぐ貴重な拠点として活用させていただいておりましたが、いよいよ、当研究室として、星陵フロンティア棟の使用を終了することになりました。当研究室の客員教員の井樋慶一先生とともに、当研究室のスタッフ・学生を総動員して、最後の片づけと設備の引っ越し作業を実施しました。これまで、本施設を自由に使わせていただいたことに、医学部の関係各位に対して、大変感謝申し上げます。今後も、医学系研究科とのつながりを強化し、東北大学における脳科学研究の推進に貢献していきたいと考えております。

星陵フロンティア棟の使用終了の作業後には、研究室のみんなでピザを食べに行きました。今回、参加できたのは 8 名でしたので、8 枚のピザを、それぞれ 8 等分してシェアすることにしました。

昼食会参加者: 松井広、生駒葉子、古川孝太、今井健、陳俊宇、原田航佑、竹下龍生、青木杏奈(計8名、敬称略、順不同)

開催場所: Pizzeria e Osteria Padrino(ピッツェリア エ オステリア パドリーノ)

経緯: 当研究室は、東北大学大学院医学系研究科の新医学領域創生分野として、2013年1月の発足から2017年3月まで、星陵キャンパスで活動をしていました。その後、2017年4月より、東北大学大学院生命科学研究科の超回路脳機能分野として生まれ変わり、片平キャンパスに本拠地を移すことになりました。医学系研究科でも協力教員を務め、医学系研究科の枠組みでの大学院生の受け入れを継続してきました。また、医学部基礎医学修練等の教育にも貢献を続けており、国際共同大学院プロジェクト Neuro Global や未来型医療創造卓越大学院プログラム等においても、生命科学研究科と医学系研究科の間の橋渡し役を務めてきました。

この間、星陵と片平キャンパスをつなぐ貴重な拠点として、星陵キャンパスのフロンティア棟(MRI-CT棟)を、2013年の研究室発足当初より現在まで継続して使わせていただいておりました。この施設は、東北大学の丹治順教授、虫明元教授、八尾寛教授らが CREST の資金をもとに、星陵会館裏の敷地に設置したものであり、その後、小山内実准教授(当時、現 大阪大学教授)や松井広准教授(当時)も脳科学研究の推進に活用してきました。また、東北大学大学院情報科学研究科の井樋慶一教授は退官後、松井研究室に客員研究員として所属し、このフロンティア棟を拠点として研究を続け、酒井寿郎教授の研究室員にも研究実技の指導をしてきました。

このたび、2024年3月の虫明元教授の退官にともない、星陵フロンティア棟の管理責任者として、大学院医学系研究科を本務とする教授がいなくなることになったため、医学系研究科長のご判断により、本施設の管理を医学系研究科にお任せすることになりました。これまで、主に井樋先生が管理されていた遺伝子改変動物を移設するために半年の猶予をいただいておりましたが、2024年9月末をもって、当研究室による本施設の使用を終了することにしました。

この施設を設置した当初のメンバーではなかったにもかかわらず、これまで本施設を自由に使わせていただき、医学系研究科の関係各位には大変感謝しております。今後は、医学系研究科のレンタルスペースとして活用されると伺っているため、できるだけの整理整頓をしており、次に使う先生方が快適に活用されることを祈念しております。これまで、本当に有難うございました。