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東北大学大学院生命科学研究科回路脳機能分野
兼・東北大学大学院医学系研究科回路脳機能分野

大学院生募集中!


当研究室では大学院生を募集しております。当研究室には、オプトジェネティクス、電気生理学、二光子イメージング等、最新の脳科学を追究するための設備が整っています。しかし、人海戦術で世界と張り合うだけの規模は持っていません。我々は「発想力」で勝負します。他の人と同じことをやっていても面白くない。誰もが思いつかないような発想で、これまでにない角度からの脳科学研究に挑みたいと思っています。

グリア細胞に光遺伝学を応用する試みは、誰も思いつかなかったことです。この試みの成果は、グリアの発する信号が動物の行動や学習にまで影響する、という予想外の発見でした。さらに、シナプスの外で、神経とグリア細胞が直接信号を伝え合う場があるなんてことは、これまで教科書には載っていませんでした。また、従来、シナプスひとつひとつが独立した計算単位と考えられてきましたが、個々のシナプスを越えた信号のやりとりがあり、それこそが視覚の機能に役立っていることも見つけました。

一番、面白いことをやりましょう。その先には、必ずや新しい発見があるはずです!





東北大学 大学院生命科学研究科 大学院生 募集
超回路脳機能分野
東北大学大学院生命科学研究科:入試要項


当分野は、2013年1月、テニュアトラック准教授・松井広のもと、新医学領域創生分野としてスタートしました。新医学領域創生分野とは、若手研究者としての才覚を活かす場として設けられた新分野です。2017年4月、松井が教授として改めて東北大学に着任するとともに、生命科学研究科においては「超回路脳機能分野」を立ち上げ、医学系研究科においても同名の「超回路脳機能分野」を立ち上げました。東北大学の大学院に入学・進学し、当分野にて研究に邁進することをご希望の皆様には、それぞれの研究科のメリット・デメリットを良く検討し、どちらの研究科に所属するのかを決めましょう。なお、いずれにせよ、大学院修士・博士課程を受験する前に、まずは、当研究室に見学に来ていただきき、ご相談いただきたいと思います。



これまでの教育実績

学部生研究参加

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2019-2020
理学部4年
岩村 悠真
Yuma Iwamura

東北大学理学部化学科.動物ケアスタッフとして参加。脳組織標本作製・蛍光イメージング実施。

東北大学
医学系研究科修士課程
2019-2020
理学部3年
伊東 諒
Ryo Ito

東北大学理学部物理学科.動物ケアスタッフとして参加。Deep Lab Cutによる眼球位置測定。

東北大学
理学部4年次
2017-2018
医学部医学科
荒木 峻
Shun Araki

医学部医学科在籍時から研究室に出入り。培養アストロサイト実験。初期研修につきラボでの活動一時休止。2020年大学院入学で復帰。

初期研修

基礎医学修練(医学部医学科3年次)

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018-2019
医学部医学科
中島 優香
Yuka Nakashima

医学部医学科3年次、基礎医学修練。森澤博士の指導のもと、アストロサイト貪食の三次元電顕解析。

東北大学
医学部医学科4年次
2016-2017
医学部医学科
高橋 洵太
Junta Takahashi

医学部医学科3年次、基礎医学修練。脳活動光操作による記憶消去法を用いた記憶定着過程の解析。

東北大学
医学部医学科4年次
2016-2017
医学部医学科
山本 惇
Jun Yamamoto

医学部医学科3年次、基礎医学修練。脳内ステートに応じた神経信号伝達効率の変化の解析。

東北大学
医学部医学科4年次

学位取得(修士号)

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018-2020
修士課程
遠藤 功望
Narumi Endo

小脳依存性運動学習時のグリア細胞による神経貪食を FIB-SEM 電顕三次元解析。

企業就職
2018-2019
修士課程
Marvin
Feldmann

グリア細胞由来のてんかん発振現象の探索。Maastricht Univ との Double Degree を修了。

Max Planck Institute
PhD course
2015-2017
修士課程
久保 尚子
Naoko Kubo
電気生理・細胞培養。新光操作技術開拓のため、博士課程中途から実所属換・他大学研究指導委託。東京大学
研究指導委託
2015-2017
修士課程
權 秀珍
Soojin Kwon

グリア細胞光刺激法を利用した記憶研究の開拓。東京移住のため、実所属換・他大学研究指導委託。

慶應義塾大学
研究指導委託

学位取得(博士号)

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018
博士課程
旧八尾研移籍
劉 越人
Yueren Liu

旧八尾研からの合流組。2018年度の前半のみの在籍でしたが、八尾研での博士論文の審査をしました。

群馬大学
林(高木)朗子
ポスドク
2013-2017
博士課程
下田 由輝
Yoshiteru Shimoda

医師。オプト-てんかん研究の開拓。博士号取得後に海外留学。

UCL
Kullmann lab
海外留学
2011-2014
博士課程
別府 薫
Kaoru Beppu

グリア細胞光遺伝学の開拓。脳虚血にともなう興奮性神経毒性のメカニズム解明。

UCL
Hausser lab
海外学振
2008-2013
博士課程
Timotheus Budisantoso

凍結割断レプリカ標識によるAMPA受容体配置解析。微細形態が神経信号伝達にもたらすインパクト解明。

慶應義塾大学
柚崎通介
ポスドク

日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2019-2021
学振DC2
小野寺 麻理子
Mariko Onodera

脳内グリア機能の賦活化による神経過活動制御法の開発。

2019-2021
学振DC2
久保 尚子
Naoko Kubo

神経-グリア-代謝クロストークの光操作による精神疾患の病態解明への挑戦。

2016-2019
学振DC1
須原 佑樹
Yuki Suhara

グリア機能の操作と計測による脳内異種細胞間ネットワーク機構の解明。

2011-2014
学振DC1
別府 薫
Kaoru Beppu

神経細胞ーグリア間の相互作用機序と、グリア活動が脳機能に与える影響を解明する。


国際共同大学院 生命科学(脳科学) Neuro Global 採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2020-2025
第3期
山尾 啓熙
Hiroki Yamao

脳内グリア細胞の惹起する超可塑性機構の解明と病態制御応用。

2018-2022
第1期
金谷 哲平
Teppei Kanaya

メタ可塑性の神経基盤解明と慢性リハビリへの応用。

2018-2021
第1期
小野寺 麻理子
Mariko Onodera

脳内代謝を標的としたてんかん治療薬の評価とその機能解析。


未来型医療創造卓越大学院プログラム 採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2020-2025
第2期
古川 孝太
Kota Furukawa

生体代謝エネルギー分子動態と脳内情報処理機構の連関。


公益財団法人武田科学振興財団 医学部博士課程奨学助成 採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2020-2024
医師 MD
荒木 峻
Shun Araki

低侵襲脳刺激による脳内メタ可塑性操作と病態制御応用。


学際高等研究教育院 採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018-2021
博士研究教育院
久保 尚子
Naoko Kubo

神経-グリア-代謝ネットワークの光操作による心の生物学的基盤の解明。

2016-2017
修士研究教育院
權 秀珍
Soojin Kwon

グリア光操作による機能的脳回路編集技術の開発。


国際グリア連携プログラム Young Glia 採択

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
FY
2018-2020
小野寺 麻理子
Mariko Onodera

YG2018: Potassium and chronic epilepsy.
YG2019: Gap junction and hyperexcitability.

FY
2015-2016
久保 尚子
Naoko Kubo

Revealing glial functions mediated by cytosolic ions: using optogenetic control and live ion imaging

FY
2015-2016
須原 佑樹
Yuki Suhara

Revealing glial functions mediated by cytosolic ions: using optogenetic control and live ion imaging

FY
2015-2016
別府 薫
Kaoru Beppu

Study of ammonium flux in brain tissue by optogenetic activation of neurons and astrocytes


進路:アカデミア

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018
博士課程
旧八尾研移籍
劉 越人
Yueren Liu

旧八尾研からの合流組。2018年度の前半のみの在籍でしたが、八尾研での博士論文の審査をしました。

群馬大学
林(高木)朗子
ポスドク
2013-2017
博士課程
下田 由輝
Yoshiteru Shimoda

医師。オプト-てんかん研究の開拓。博士号取得後に海外留学。

UCL
Kullmann lab
海外留学
2011-2017
博士課程
別府 薫
Kaoru Beppu

グリア細胞光遺伝学の開拓。脳虚血にともなう興奮性神経毒性のメカニズム解明。

UCL
Hausser lab
海外学振
2008-2013
博士課程
Timotheus Budisantoso

凍結割断レプリカ標識によるAMPA受容体配置解析。微細形態が神経信号伝達にもたらすインパクト解明。

慶應義塾大学
柚崎通介
ポスドク

進路:就職

職(当時)氏名研究内容(当時)直後異動先
2018-2020
修士課程
遠藤 功望
Narumi Endo

小脳依存性運動学習時のグリア細胞による神経貪食を FIB-SEM 電顕三次元解析。

企業就職
2019
修士課程
高橋 理沙子
Risako Takahashi

睡眠/覚醒時における脳内エネルギー代謝を調べ、代謝産物の動態を光学的に計測することに挑戦した。

公務員就職
2017-2018
博士課程
野田 友人
Yuto Noda

急性脳スライス標本を用いたパッチクランプ実験。グリアから神経へと向かう作用の細胞生理学的研究。

企業就職
2015-2016
博士課程
須原 佑樹
Yuki Suhara

グリア細胞内 pH イメージング法の確立。急性脳スライス標本を用いた脳機能計測。

企業就職


松井研メンバーの出身大学
北海道大学、北見工業大学、旭川医科大学、東北大学、新潟大学、金沢大学、茨城大学、筑波大学、東京大学、星薬科大学、東京理科大学、北里大学、山梨大学、名古屋大学、総合研究大学院大学、京都大学、広島大学、九州大学、鹿児島大学、Maastricht University、Heinrich Heine University Düsseldorf


松井研卒業後の進路
就職:
旭硝子、仙台市公務員、ブレインイノベーション株式会社、株式会社LTTバイオファーマ、日本調剤株式会社
学術:
New York University ポスドク研究員、Max Planck Institute 博士課程、Medical University of South Carolina ポスドク研究員、東京大学物性研究所特任研究員、群馬大学ポスドク研究員、学際科学フロンティア研究所助教、University College London 海外学振、University College London ポスドク研究員、医師病院勤務、東京大学薬学部助教、University of California San Diego 海外学振、慶應義塾大学医学部ポスドク研究員


東北大学の大学院生としての学生生活、奨学金、ユニバーシティ・ハウス等に関しては、下記リンクをご参照ください。

東北大学・学生生活
入学料・授業料免除申請
奨学金
ユニバーシティ・ハウス
東北大学生協-お部屋探し


現在、学部に在学されている方で、修士過程から、東北大学大学院生命科学研究科/医学系研究科に進学されたいと考えられている方は、ぜひ、大学院説明会のみならず、いつでもアポイントを取った上で、研究室見学にいらしてください。私たちの研究室には、理学部・医学部のみならず、文学部、工学部、薬学部、農学部など、様々なバックグランドの学生が集っています。また、当研究室には、これまで、東北大学だけではなく、全国各地の大学からの進学を受け入れています。基礎知識などは一切持ち合わせていなくて結構です。脳科学の最先端を極めるのに、必要なのは信念と、そして、想像力です。


現在、修士課程(博士前期課程)に在学されている方で、博士(後期)過程から、東北大学大学院生命科学研究科/医学系研究科に進学されたいと考えられている方は、ぜひ、日本学術振興会特別研究員(DC1)にチャレンジしてください。この制度は意外と締切が早く、DC1を狙うなら、生命科学研究科の場合、修士課程(博士前期課程)2年の4~5月、医学系研究科の場合、博士課程1年の4~5月には願書を提出しなければなりません。少なくとも、修士課程1~2年在籍中の早い時点からご相談いただければ、一緒に戦略を練っていくことができますので、ご連絡お待ちしております。

日本学術振興会 特別研究員(DC1、DC2)
日本学術振興会 育志賞
公益財団法人武田科学振興財団 医学部博士課程奨学助成(学内~2月)
ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞(締切~2月)
時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞(締切~2月)
東北大学学内:東北医学奨励賞、辛酉優秀学生賞等


平成30年度より、東北大学における国際共同大学院プログラムのうち、生命科学(脳科学)分野(通称:NeuroGlobal)が始まりました。大学院入学後、所定の試験(Quality Exam)に合格すると、海外の連携先研究機関において研修や短期留学を行うことが可能で、そのための渡航費や滞在費が支給されます。最終的には、東北大学と海外提携大学との連携学位取得を目指します。また、博士号取得までの間、経済的な支援を予定しています。詳細は、下記ウェブサイトをご参照ください。当分野長は、当プログラムにおけるプログラム教員を務めております。




令和元年度より、東北大学における大学院プログラムのうち、未来型医療創造卓越大学院プログラムが始まりました。全く異なる学部教育を受けてきた学生と共にプログラムに参加し、様々な研究を行っている大学教員、様々な場で活躍する社会人から指導を受けることができます。別途定める修了要件を満たすと、学位記にこの学位プログラムを修了したことが証されます。詳細は、下記ウェブサイトをご参照ください。当分野長は、当プログラムにおけるファシリテーター教員を務めております。





仙台の生活

研究は生活でもあります。大学院修士課程/博士課程の何年間、良い環境で楽しく過ごすことが、必ずや人生の糧になると考えています。せっかくの機会、仙台の魅力的な街並みを堪能しましょう。

春:仙台青葉まつり(5月)
初夏:ジャズプロムナード in 仙台(5月~7月)
夏:仙台七夕まつり(8月)
秋:定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台(9月)
冬:SENDAI光のページェント(12月)
正月:仙台初売り(1月)
正月:どんと祭(松焚祭)(1月)



脳コア・新医学領域創生分野時代のイメージポスター(2013-2017)

見たいものがある


生きているという奇跡


仲間と一緒に笑った


切る!


仙台の雀口となれ(仙台青葉まつり)


常識を超えろ(ジャズプロムナード in 仙台)


ひとつきりの命(仙台七夕)


僕の前に道はない(仙山線風景)



研究室長 Principle Investigator

教授・松井 広(まつい こう)
Ko Matsui, Ph.D., Professor

連絡先

電話: 022-217-6209 ファックス: 022-217-6211
メール: matsui*med.tohoku.ac.jp (「*」を「@」に変換してください)
ウェブ: http://www.ims.med.tohoku.ac.jp/matsui/