IMS-Neuroscience Top

東北大学大学院生命科学研究科回路脳機能分野
兼・東北大学大学院医学系研究科回路脳機能分野

PICK UP NEWS!!

事務補佐員募集!!

東北大学大学院生命科学/医学系研究科・超回路脳機能分野では、ただいま、事務補佐員を1名募集しています。研究・実験を円滑に進めるために、研究費の帳簿を管理したり、様々な事務仕事を補佐していただける方を必要としています。医学・生物学研究に興味があり、熱意を持って勤務してくださる方を待っています。

事務補佐員募集:
勤務時間:概ね週16時間程度(応相談)
応募期間:2017年11月1日~12月11日(適任者が見つかり次第終了)
勤務開始:2018年4月以降、できるだけ早い時期
     ※2017年度内からの勤務開始についても応相談
募集要項:東北大・生命・超回路脳機能-事務補佐員募集.pdf


研究室の紹介

本研究室は、2013年1月、新医学領域創生分野として新設されました。そして、私は、テニュアトラック准教授として4年余りを経て、2017年4月、生命科学研究科に教授として着任いたしました。新しく生まれ変わった研究室の名前は、回路脳機能分野です。なお、医学系研究科においては、引き続き、協力教員として務めます。両研究科の特色を活かした研究・教育を行っていきたいと思っています。

私たちの研究室で追究するテーマは、「心とは何か」という問いです。デカルトはひとつの答えを提供しています。我思うゆえに我有り。自分の心の存在は、自分の中を顧みれば実感できる、というわけです。では、他者の心の存在を実感することは可能でしょうか。じつは、他者の心の存在は、わずかに言葉や行動といった筋肉の動きを通して、窺い知ることができるだけなのです。筋肉の動きを支配しているのは神経です。神経の塊である脳にこそ心が宿っていると考えられて、脳科学は進んできました。ところが、脳をよく見てみると、神経とは異なるグリア細胞という細胞があり、グリアのほうが、神経より数も多く容積も大きいことが分かってきました。最近の私たちの研究から、グリアは神経の活動に細かく反応していることが分かりました。また、光を用いて細胞の活動を制御できる分子をグリアに発現させ、グリアを選択的に光刺激すると、神経に情報が伝わることが示されました。生きたままのマウスの頭部に光ファイバーを刺しこんで、運動を調整する働きを持つ小脳のグリア細胞を光刺激すると、瞳孔が開き眼球運動が変化する、などの効果が表れました。つまり、グリアの活動は、神経を通して筋肉の活動を左右しているのです。また、マウスに麻酔薬を投与すると、神経の活動はほとんど影響を受けないのに、グリアの活動が強力に抑制されるという報告もあります。麻酔によって、選択的に失われるのは何か。意識です。心のもっとも重要な機能のひとつである意識に、グリアは影響しているのかもしれないのです。

私たちの研究室では、大学院生を募集しています。当研究室には、電気生理学・二光子イメージング・オプトジェネティクスと、世界最先端の技術が並んでいます。でも、学生の皆さんには、そんなものは小手先と考え、独創的な切り口で、この世の新しい解釈を見つけて欲しいと思います。大学院での目標は、PhDを取得することですが、PhDとは、Doctor of Philosophy、つまり「哲学の博士」なのです。脳をどう見るか、神経やグリアの役割をどう考えるか。私は、皆さんが、脳科学に対する新しい哲学をもつまで、強力にサポートしていきたいと考えております。




松井研パンフレット(PDF)


DIARY and PLAN

2017年12月06日-09日 松井

ConBio2017 生命科学系学会合同年次大会
神戸ポートアイランド
セッション:(1AW24)脳疾患におけるグリア病態の新展開
「グリア細胞活動の光操作を通した脳病態制御」(20+4分)
2017.12.06 9:00-11:30


2017年11月28日 松井

ダイナミックアライアンスG3公開シンポジウム
ニコンイメージングセンター学術講演会 ―異分野融合とイノベーション創出を目指して―
《ABiS共催イベント》
(招待、北海道大学電子科学研究所光細胞生理研究分野 根本知己 教授)
東北大学 片平キャンパス さくらホール
「グリア細胞機能の光操作・光計測」(30+10分)
15:45~


2017年11月27日 松井

第229回 生命科学フォーラム
大正製薬株式会社が後援となり、新聞各社の科学分野を担当する記者に対して、最新の医学情報の提供を目的とした「生命科学フォーラム」を1986年より現在まで継続して開催されています。第229回生命科学フォーラムでは、松井広教授が発表をしました。
日本記者クラブ(東京都 日本プレスセンタービル)
「脳とこころの光操作 -神経とグリアをつなぐ超回路の機能-」(75分)
18:30~20:30


2017年11月24日-25日

生理学研究所研究会@東北「脳の階層的理解を目指して」
東北大学片平キャンパス さくらホール
松井広「脳の多階層をまたがる信号の光遺伝学的解析」(15+5分)
2017.11.24 14:15-14:35
【ポスター発表】
常松友美、坂田秀三「マウスを用いたレム睡眠P波発生時の多神経活動記録」
Soojin Kwon, Ko Matsui "TBA"


2017年11月20日 松井

京都大学 大学院医学系研究科 てんかん・運動異常生理学講座 主催
てんかん・グリア・ミニシンポジウム(招待、池田昭夫教授)
「グリア細胞による神経系発振ステート制御機構の解明」(45+15分)
16:00~18:00


2017年11月10日 松井

Vollum Institute の Craig E. Jahr 先生が退職されることになりました。松井は、東京大学の立花政夫先生の元で、博士(心理学)号を取得した後、ポスドク研究員として、2001年から2006年までの間、Jahr 先生にお世話になりました。退職を記念して、門下のJacques Wadiche 先生(UAB)Jeff S. Diamond 先生(NIH)が記念シンポジウムを企画してくれました。

Jahr Symposium 2017 (URL)

...more photos


2017年10月27日

恒例の東北大学医学部発生発達神経科学分野(大隅研)主催の芋煮会に参加させていただきました。光操作研究会からは一転して好天気に恵まれました。松井研からは計4名の参加で、広瀬川・牛越橋付近での開催でした。
松井研参加者:松井広、常松友美、森澤陽介、郭媛元


2017年10月21日(土)~22日(日)

光操作研究会2017@東北大学
東北大学医学部星陵キャンパス
星陵オーディトリウム(講堂・エントランスホール・大会議場)
光操作研究会@東北大学2017
【口頭発表】・Yuanyuan Guo、・Tomomi Tsunematsu、・Ko Matsui
【ポスター発表】・Soojin Kwon


2017年09月29日 松井

名古屋大学大学院医学系研究科・ニューロサイエンスコース講義
(招待、統合生理学分野・中村和弘教授)
「グリア・オプトジェネティクスによる脳と心の機能操作」
(90分)17:00-18:30


2017年09月07日-09日 松井

日本神経化学会 第10回若手育成セミナー
演題「プラトンの洞窟からの脱出:オプトジェネティクスの光と影」
(45+10分)
仙台国際センターおよび天龍閣


2017年09月05日

International Society for Neurochemistry
ISN-APSN-JSN Advanced School in Tohoku University
LAB VISITORS:

  • Leigh C. Walker (PI Prof. Andrew J. Lawrence; Florey Institute of Neuroscience and Mental Health, Australia)
  • Xiuxiu Liu (PI Prof. Feng Han; College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University, China)


2017年09月02日 松井

International Society for Neurochemistry
ISN-APSN-JSN Advanced School in Tohoku University
(大会長、東北大学大学院薬学研究科薬理学分野・福永浩司教授)
"Optogenetics control of glial activity and animal behaviors"
(25+5分)


2017年08月28日 松井

山梨大学・先端脳科学特別教育プログラム・セミナー
山梨大学医学部生化学講座第一教室・大塚稔久教授による招待)
「グリア細胞の担う脳内情報処理」(17:00-18:00, 50+10分)


2017年08月10日-11日 松井

新学術領域研究「オシロロジー」領域会議@熱海
ニューウェルシティ湯河原(静岡県熱海市)
「グリア細胞による神経系発振ステート制御機構の解明」 (15+2分)


2017年08月01日-02日 松井

第2回 イオンチャネル研究会 ~チャネル七夕~
東北大学医学部臨床講義棟 第1・第2ゼミナール室
東北大学大学院医学系研究科細胞生理学分野・村田喜理講師による招待)
「チャネルを介したグリア伝達物質放出:脳情報処理の新制御機構の解明」(8/2 9:50-10:20, 25+5分)


2017年07月24日-25日 松井

Neuro Global Summer School 2017
片平キャンパス 電気通信研究所 本館1階 オープンセミナールーム(M153)
"Optogenetics for search of the mechanisms and treatment of disease" (40分)


2017年06月30日-01日 松井

新学術領域研究「グリアアセンブリ」夏のワークショップ@新潟
ポスター発表 Ko Matsui, Soojin Kwon, Kaoru Beppu
「Role of astrocyte function in memory consolidation」
新潟大学旭町総合研究棟6階 セミナーホール
(脳研究所附属統合脳機能研究センター)


2017年06月29日 松井

東北大学大学院・細胞生物学合同講義プログラム
「脳細胞間の信号伝達」13:00-16:00(3時間)
東北大学片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F講義室
レポート課題


2017年06月26日-27日 松井

第2回ルミノジェネティクス研究会
(主催、大阪大学 産業科学研究所 生体分子機能科学研究分野・永井健治教授)
「光刺激惹起性抗てんかん作用の獲得と制御」(25+15分)
箱根強羅 静雲荘


2017年06月14日

深澤有吾先生(福井大学医学部脳形態機能学研究室)突然のご来訪!


2017年06月09日(金) 松井

鹿児島大学医学部医学科2年生「生理学系統講義・特別講義」
(大学院医歯学総合研究科・統合分子生理学分野・桑木共之教授による招待)
「脳と心の光操作」(90分) 09:00-10:30


2017年06月08日(木) 松井

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科・大学院セミナー
(大学院医歯学総合研究科・統合分子生理学分野・桑木共之教授による招待)
「グリア機能の光操作と心の起源の探索」16:20-17:50(90分)


2017年05月24日 松井

東北大学・生命科学セミナー 新任教授講演会
日時:2017年5月24日 16時~18時30分
場所:生命科学研究科プロジェクト総合棟1階講義室
超回路脳機能分野・松井広教授「光で操る脳と心」(30分)

今、明かされる超回路の意味。そして、命名にこめた想い。


2017年05月20日 超松井研総出

東北大学大学院生命科学研究科・大学院説明会(東京会場)
日時: 5月20日(土)10:00-14:00 入試説明会 14:30~オープンラボ
会場: 生命科学プロジェクト総合研究棟 1階講義室
URL


2017年05月18日 松井

東北大学大学院医学系研究科/医科学・公衆衛生学専攻・修士課程
基礎医学III 「グリア機能が照らし出す脳科学新機軸」(90分)
東北大学医学部臨床中講堂(臨床講義棟2階) 08:50-10:20


2017年05月17日 松井

「生命科学研究科は今」Vol.11発行
新任教員インタビュー PDF


2017年05月16日 松井

東京大学大学院医学系研究科・大学院講義「神経科学入門」
(神経生化学分野・尾藤晴彦教授による招待)
「神経細胞間シナプス伝達機構とグリア修飾機能」(105分)
14:55-16:40


2017年05月13日 松井

東北大学大学院生命科学研究科・大学院説明会(東京会場)
日時: 5月13日(土)13:30-15:30
会場: フクラシア品川(高輪口)6階
URL


2017年04月20日 松井

東北大学大学院生命科学研究科・前期課程
共通科目B「生命機能科学特論」「超回路脳機能概論」(50分)
生命科学プロジェクト研究等1階講義室 16:10-17:00


2017年04月14日 松井

脳情報通信融合研究センター CiNet Monthly Seminar 2017 #6
(16:00 ~ at 1F CiNet bldg.、大阪大学医学部前)
中野珠実准教授(北澤グループ)による招待)
"Functional engineering of astrocytes and mind"(50+10分)
POSTER


2017年04月10日 松井

共著論文発表。
Rubio ME, Matsui K, Fukazawa Y, Kamasawa N, Harada H, Itakura M, Molnár E, Abe M, Sakimura K, Shigemoto R (2017) The number and distribution of AMPA receptor channels containing fast kinetic GluA3 and GluA4 subunits at auditory nerve synapses depend on the target cells.
Brain Structure and Function, doi:10.1007/s00429-017-1408-0.


2017年04月03日

新生・松井広研究室・決起集会!
会場:居酒屋 匠 仙台一番町店


DIARY and PLAN - pre 2017

東北大学大学院医学系研究科・創生応用医学研究センター・脳神経科学コアセンター・新医学領域創生分野として活躍した 2013年01月01日から2017年03月31日までの履歴は、以下のページを参照してください。

新医学領域創生分野
2013.01.01 - 2017.03.31


お問い合わせ先

研究室長 Principle Investigator

教授・松井 広(まつい こう)
Ko Matsui, Ph.D., Professor

連絡先

電話: 022-717-8208 ファックス: 022-717-8594
メール: matsui*med.tohoku.ac.jp (「*」を「@」に変換してください)
ウェブ: http://www.ims.med.tohoku.ac.jp/matsui/